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御・無・沙・汰   (生きています)

悪夢再び

お袋、4月、転倒、大腿骨折、緊急手術、リハビリ、退院。順調に回復。

退院して1ヶ月。悪夢再び。

デパートのエスカレーターで転倒し、救急車で運ばれた。

又同じ箇所を骨折し、手術の運びとなったが、同じところだけに、今度は厄介な手術。

それよりも、今度はもっと厄介な事が起こったわい。

手術の後、「何やらウチのお袋の頭が壊れてしもうた。」

「ここはどこ?」まではいきませんが、体を起こす事すら出来ないのに「おい!家へ帰ろ、早く帰ろ」

全く意味不明な事を言う始末。手術の前と後では全くお袋が今までのお袋で無くなってしまった。

ベットでは転落防止のベルト、車椅子に座っても転落防止ベルトで体の動きを制限されるので、看護師を困らせてしまう。

この年になると手術の前後で大きく環境が変わったりすると認知症の症状が出るそうで、時間が経つと徐々に戻るそうですが。

ウチのお袋がこんな症状が出るとは思ってなかったので、びっくりするやら悲しいやら、情けないやら。色々無理な事を言う始末。

時に、急に病院から電話がかかって来て兄貴は病院へすっ飛んで行くわ。兄貴からメールが入り、オイラも病院へ駆けつけるやらで、一時目が離せない状態。情けない状態。手術前とはヒトが変わった様で。

徐々に落ち着いてきてはいるが夢の中と現実が入り交ざって混乱してる様子。

そんなこんなで、公立病院は2週間しか居れませんので、何とか以前と同じ民間病院が手配でき、転院が完了。

それにしても兄貴は気が休まる暇も無かっただろうに。苦労をかけた。オイラはあまり何も出来なかった。ただウロウロするくらいで。

転院後はお袋、落ち着いてきている様で。「また、戻ってきたか、早いなあ」とか看護婦さんに言われたりして。前もこの病院で世話になっている分お袋はこの病院を気に入っているみたいでせっせと毎日リハビリに励んでますよ。今度は前の2倍のリハビリ、治療期間が必要です。

でもこの期間オイラもお袋の症状を見てきたが、お袋が全く訳の分らん事を言う事には参ってしまった。こんな病人を寝ても覚めてもしっかりと介護してる家族がいるんだろうね。近い将来、直面するかもしれないが。ホントに自分の親を殺してしまうニュースなんかを耳にしたりするが何かやるせないですね。

今日も病院へ行ってお袋の様子見てきた。「うん、うん、お袋、進歩してます。頭も足の具合も徐々にではあるが確実に進歩」

なんだかんだと、過ぎてく6月

今年はもっと暑い夏になりそうじゃ!

やってやろうじゃないか!


タグ:お袋 介護
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コメント 10

JUN

それはそれは、大変でしたよね。
ワタスも70越えた両親を静岡に残しているから他人事ではありません。
大分、回復されているようで何よりですね。
大事にされてくださいね。
by JUN (2011-06-27 06:57) 

rtfk

御無沙汰です^^)
そうだったんですか・・・大変ですね。
お兄様もいつかまうさんも自分たちが疲れないように
ご自愛下さい(^w^)
by rtfk (2011-06-27 09:05) 

茶の間おじさん

ご高齢で聡明な方ほど、病前・病後に性格変化が激しいんです。

しかし軽快傾向にあるのなら元のお母様に戻られる日は遠くありませんよ。

by 茶の間おじさん (2011-06-27 09:55) 

いつかまう

☆JUNさん、高齢の両親が見えるんでしたら充分これから目配り、注意が必要です。他人事ではなくなってきますね。
by いつかまう (2011-06-27 10:16) 

いつかまう

☆rtfkさん、一人倒れると、全て歯車が狂ってしまいますね。
まだ、ウチはいい方だと思いますね。まあ兄貴はこれから大変ですが、ワタシもできる事は手助けしていけないです。
by いつかまう (2011-06-27 10:21) 

いつかまう

☆茶の間おじさん、専門化が言われるんなら間違いないでしょうね。
一時、お袋は自分のお袋で無い気がしましたが、かなり元に戻ってきてます。けが人が、病人になってしまう、こんな事があるんだ。
少し安心してますよ。

by いつかまう (2011-06-27 10:27) 

そーすけ

うーん考えされられました。
自分も遠くの実家に両親がいます。文句言ったり、イヤミやあてつけ言いながらも生活できているのはありがたい事だと思います。なにかあったら、遠くにいるのでどうしたらいいか想像できません。
二度も骨折とはご自分でもかなりショックだったのかもしれませんよね。一時的にでもそんな状態になってしまうんですね。
回復するのなら焦らずにいきたいですね。
by そーすけ (2011-06-27 23:57) 

Terry

こんなこと書いて申し訳ありませんが・・・・・・最悪のことは覚悟しておいたほうが、いざその時になって家族の動揺は少ないと思います。
家の場合もそうでしたが、これからが親の恩に報いる期間だと思います。悔いの無きよう、お兄さんと連携とってください。
by Terry (2011-06-28 20:54) 

いつかまう

☆そーすけさん、間違いなく両親が健在なら、不慮の事故を除いて、これに近い事態が起こりうる事でしょう。まあその時はなるようになる事でしょうが。
by いつかまう (2011-06-28 21:16) 

いつかまう

☆Terryさん、その通り、率直に言っていただきあり難い。
少なからずこういう状態が見えたという事は、近い将来もっと厳しい事が起こる事が想像できる。これによってもし今度重い事態になってもそれ程驚く事は無いだろう。
by いつかまう (2011-06-28 21:26) 

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