母 [日々出来事]
お袋が亡くなった。先週の今日、月曜日。遂に力尽きた。一週間経った。
2月に倒れ救急病院に運ばれ、手術。もう助かる見込みは少ないと言われたが、何とか生命維持。
呼吸器をつけ、何とか頑張り、一時はよくなる兆しはあったけど、意識はあるのか無いのか寝たきり。
何時かはもう一度ベッドを起き上がり、生活を期待したけど、厳しい状態が続いた。
ある時、手を握ってやったら軽く握り返してくれた。
子供が「バイバイ」と言ったら、なんとなく右手を動かしてくれた。
もう一度お袋と喫茶店で好きなコーヒーを飲みたかったけど叶わず。悔しい。
この間、2月から兄貴は毎日病院に顔を出す、私も休みには必ず見舞いに行く。そんな日が続く。
この日まで8か月。最期の一週間は血圧も下がり気味、2,3日前からはいつ、心臓が止まってもおかしくない症状と告げられる。
仕事柄、死に目には会えないことは覚悟していたので、後悔はない。
近いうちにこの日が来ることを覚悟していたので後悔はない。
通夜には私の二女も休みを貰って遠いところから車を飛ばして駆けつけた。
母からしてみれば、うちの子供達は外孫にあたるが生前良く見てくれたので、子供たちはよく「ばあちゃん、ばあちゃん」といって、母をよく思っていてくれた。
子供達は思いっきり、涙流してお袋を送ってくれた。
今まで全部、兄貴に頼りっきり、最後までよくやってくれた、感謝。
こじんまりと、これで母を親戚、兄弟、家族で送ることが出来た。
何とか気持ちの整理もつきはじた。
何か大きな時代が終わったような気がする。
~久しぶりのブログがこんな記事になるとは~
南無阿弥陀仏
by 夏炉冬扇 (2014-10-28 19:15)
お悔やみ申し上げます。文面だけから察してコメントを書きますが、外れていたら御免なさい。
お袋さん、息子さんたちにさほど迷惑掛けずに天国に行かれたかと思います。立派です。立派なお袋さんですよ。立派だったからお孫さんまで涙で見送れたのだと思います。我々もこうありたいものだと思います。
by Terry (2014-10-28 20:19)
夏炉冬扇さん、いくら年とっても親は親、時代が終わった。
by いつかまう (2014-11-01 16:13)
☆Terryさん、家で介護する機会は無かったので家族の負担は少なかったと思いますね。お袋の姿、形がどこにもなくなってしまったのは不思議な感覚です。
by いつかまう (2014-11-01 16:18)
しばらくご訪問もままならず覗ってみたらご不幸の記事で驚いてしまいました。謹んでお悔やみ申し上げます。
部外者の私が勝手に想像するのもなんですが
お母上の死はまこともって残念な事でしょうが
その事でいつかまうさんのご兄弟の絆
娘さんたちとの会話の時間をより一層深い物にしてくださったと思います。
by JUN (2014-11-02 19:49)
☆JUNさん、ありがとうございます。なんだかんだとうろうろしているうちに、ブログがご無沙汰になりまして。
おっしゃる通り、普段うちの家族からして会社の休みがばらばらなもんで、なかなか家族全員、顔を会すことも無かったですし、うちの娘たちと親戚の者がいいコミュニケーションとれたみたいです。近況報告とでも言いましょうか。
by いつかまう (2014-11-02 20:14)
ご母堂のご逝去 心よりお悔やみを申し上げます
by 獏 (2014-11-03 19:34)
☆獏さん、ありがとうございます。もう何処にも母の姿が無いと思うと、やはり寂しいもんです
by いつかまう (2014-11-07 23:33)